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5月の料理は初めてアイナメを捌いてみました。
川魚のような生臭さにヌメヌメにたらこ唇。
中国地方(山口・広島)では、籾種(もみだね)を買う代金まではたいてでも買ってしまうほど旨い魚として、この地方ではこの魚を「籾種失い」と呼んでいる
ような魚にはとても。
うろこはいっぱしに細かくて
ぬめりもなかなかとれずに三枚におろすのに苦労しました。
それでも月1ペースで魚と向き合っていると
だいぶ扱いにも馴れてきた…ような気がします。
桂剥きなど繊細な包丁はまだまだですが。
そんなこんなで
今回の献立。
「あいなめの湯引」
「わらび白和え」
「あいなめのあら汁」
「ぴり辛おひたし」
「あさりの辛子酢味噌和え」
「蚕豆御飯」
いい調子です。
金曜は生徒と食事をしました。
会うのはちょうど1年ぶりくらい。
平成生まれももう大学受験なんて。
私が担当してたころは
「小学生の、しかも男の子に間違えられたんです」
なんて嘆いていたのに
すっかり女子高生な顔立ちになっていました。
部活では部長以上のしんどい大役が彼女を一回りも二回りも成長させているようで
部に対する心構えや信念のようなものなど、本当にしっかりしていて驚いてしまいました。
それどころか
「彼は尊敬できる人であってほしい」
「男の人の顔より背中に魅力を感じる」
なんて、恋愛観に意気投合するところさえ。
学業の面だけを見ると心配なところもなくはないですが
理想的な高校生活を送ってくれているようで、先生はとてもうれしいです。
母の日は花を買ってきました。
カーネーションが嫌いな母に
店頭でかわいくて一目ぼれしてしまった
淡いピンクの紫陽花の鉢植えを。
かなりボリュームがあったので
助手席に乗せた帰り道はうきうきしてしまいました。
とても喜びながらも
何か言いたげな母。
問いただすと
「昨日、お母様(父方の母)にお花持ってったんだけど
ちょうどこれより一回り小さめの、同じ色味のアジサイだったのよね。」
母も私も、それほどピンクが好きというわけでもなく
紫陽花なら水色よりを好むタイプです。
これはあくまで推測ですが
函館の桜の写真を見て猛烈にうらやましがっていた母は
無意識のうちに紫陽花に桜を重ねて見ていたのかもしれません。
そして私は
あの桜が忘れられず
同じように手にとってしまったのかもしれません。
自分はわかりやすい性格だと常々感じることがありますが
やはり母娘です。
なんだか照れます。
でも、ちょっとうれしいです。