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以前気になると言っていた2作品を結局見に行ってきました。
気合のないメイクで一人でみなとみらいで。


『さくらん』

原作中の印象的な言葉が次々と出てきた
のはいいのですが。
その決め台詞の背景があまり丁寧でなかったように思えます。
何を割愛するのかは相当難しい選択なのでしょうが。
そのせいで
名場面集を見ているような気がしてなりませんでした。

たださすがに映像は綺麗で
吉原の入り口の門にまで金魚を泳がせるアイディアは流石でした。
あと私としては女性より男性のキャスティングが好みでした。



『香水-ある人殺しの物語』

予想以上に原作に忠実で驚きました。
用が済んだ登場人物について律儀に最期のシーンを描くところとか(しかもあっけなく)
あの映画史上最多人数とも言われるラブシーンとか
何よりラストシーン。
ただ、何しろ頭のおかしいぶっとんだ作品なので
ところどころコミカルに見えてしまうのはいいのでしょうか。

この作品で印象に残っているのは音楽です。
グルヌイユがかすかな匂いを捉える瞬間
鼻腔に吸い込み
脳内へと果てしなく広がっていく様
嗅覚が聴覚に見事に変換されているように思えました。

実際映画でも香りを音に例える場面があります。
私もそれに倣って
エンドロールの音楽(テーマ曲?)を「頭」・「心」・「土台」に分解して聴いていたのですが
最初耳を刺激してくる高音
それに慣れてくると中心のメロディーラインが主張してくるようになって
最終的には低音がずーんと腹の奥に残るような構成でした。
というのも
頭から終わりまで「土台」はずっと重低音のCとGが伸びているのです。
メジャーにもマイナーにも変化させられる五度をずっとキープ。
動きがないので「頭」や「心」に意識が向いている間もずっと音は続き
曲が終わって気づけばその重低音が映画のイメージと同化して離れなくなってしまう
なんてよくできているのだろうと舌を巻いてしまいました。

少しマニアックな鑑賞のしかたをしてしまったかもしれませんが
倒錯的な作品なので見るほうもこのくらいがちょうどいいのではないかと。



そろそろ王道な感動物が見たいです。
でも泣く映画は一人で見たくはありません。


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今日はひさびさの料理でした。
毎回盛りだくさんなので朝は少な目のシリアルにしておなかを空かせて挑みました。



 DSC02082sh.JPG
『ほうれん草のナムル』

人参千切りに白髪ねぎにほうれん草。
にんにくとごま油と塩で混ぜるだけ。
ポイントは
白髪ねぎは水に入れてもむこと
すり下ろしたにんにくがまんべんなくいくように気を配ること
その程度。
びっくりするほど簡単でした。
でもちゃんとおいしかったです。
漬物より楽なので
気軽に野菜がとれそうです。









DSC02080sh.JPG『長芋の酢の物』

長芋にカイワレを
だし・酢・薄口・塩・わさびで和えたもの。
これも長芋の千切りさえできればあっという間でした。
長芋を千切りにするときは
まな板の上にふきんをひくとすべらなくて
スムーズに切ることができました。
この方法を知らなかったらかなり手こずったと思います。











DSC02078sh.JPG『蒸し鶏の高菜ソース』

鶏肉を皮下で酒塩で10分蒸して
高菜は葉の部分は広げてみじん切りしてごま油で炒めます。
だしと醤油と酒で作ったたれとともに鶏にかけ
万能ねぎを小口に切って飾ります。
鶏肉の周りに出ている余分な脂身は除いて
皮に包丁を入れて蒸しても縮まないようにするのがポイントです。
高菜とごま油の香ばしさが食欲をそそります。
鶏肉も酒蒸しなのでヘルシーで
これも作れそうです。







DSC02076sh.JPG『茄子揚げ浸し』

茄子は素揚げ。
赤唐辛子、ねぎ、生姜をみじん切りしたものと
酢、醤油、酒、砂糖を混ぜたたれをかけて
細かくしたしそで緑を加えます。
ナスは皮下で揚げることできれいな紫色をキープします。

個人的に
揚げ茄子って最高に好きです。










DSC02077sh.JPG『にしんそば』

本日のメイン。
今日の献立で唯一家でなかなか挑戦できなそうです。
にしんをこの状態までもってくのには
難しくはないのですが時間がかかります。
とぎ汁に一晩つけ洗いしたり
その後も番茶で2時間程になくてはいけません。

おいしいにしんそばを食べたのは初めてです。
作ることはないかもしれませんが
大満足でした。






来月も楽しみです。




8日のお茶会の着物が決まりました。
立礼(りゅうれい)で左右対称の舞のように華やかにするので
振袖というのは決まっていたのですが
どの振袖にするかが問題で。

もうそろそろ振袖の機会も片手で足りるくらいに減ってきたので
きっともう一通り全てを着ることはできないと思います。
だから、好きなもの、思い入れの強いものを着たい。

ということで、母の推薦に反して選んだものは
十三参りの為に作った千總の京友禅。

ていうことは、10年前?11年前?のものを着るということ。
身長だって変わっているのに
洋服だったらあり得ないことです。

それが可能なのは
デザイン云々より「仕付け糸」の存在です。

仕付け糸は、狭義には襟や袖の山を留めておく、着るときにとってしまう糸ですが、
サイズが大きい、小さい等、大幅に合わない場合に
丈を調節して、 同じように縫い直せば
(肩上げのように大人になると完全に取り除いてしまうものもありますが)
サイズがぴったりでなくても調整して着れる、というものも仕付け糸に含めることがあります。


「仕付け」がしっかりされている着物は
糸をはずして着たときのシルエットがちゃんと決まります。


「仕付け」は「躾」とも書きます。
「美しい身のこなし」という意味を持つそうです。


自らを躾けて
意識をしていないとき、時間が経ったときに
だらしなくならないように
中心線が崩れないようにしたいものです。


そして将来
着物とともに次の代に伝えられたら幸せです。



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